アメリカの奴隷制度を描いた映画

アメリカの奴隷制度を描いた映画

『自由と平等の国』と呼ばれているアメリカにも、やはり黒い歴史はあるもので、いまでこそ他国で行われる人身売買のような行為を非難していますが、過去には奴隷制度がありました。

この特集では、そんなアメリカの奴隷制度を描いた作品を紹介しています。

  1. マンディンゴ
  2. アミスタッド
  3. リンカーン
  4. ジャンゴ 繋がれざる者
  5. ヤコペッティの残酷大陸

【マンディンゴ】

南北戦争以前のルイジアナを舞台に、奴隷牧場に依存するしかなくなっている農園経営者の一族が没落していく様を描いた作品。

奴隷制度という形に限らず、何かに依存した無理のある社会は崩れてしまうことを感じさせます。

実際、内容的には農園を会社、経営者一族はそのまま経営者一族、美しい女性の奴隷は社長の秘書、たくましい奴隷は社員に置き換えたら、現代社会でも通用する内容です。

マンディンゴ
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【アミスタッド】

1839年に実際に起こったスペイン籍の船を奴隷が乗っ取った事件と、その事件についてアメリカで行われた裁判を描いた作品。

騙されて奴隷にされたアフリカ人たちは、船を乗っ取ったことで投獄された後も積み荷扱いされ、所有権をめぐる争いに巻き込まれてしまう。

アミスタッド
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【リンカーン】

南北戦争の最中、奴隷制度に永遠の別れを告げようとしたアメリカ大統領エイブラハム・リンカーンの姿を描いた作品。

現実的にはリンカーンは奴隷解放論者ではなく、拡大を拒んでいるという立場でしたが、結果的に南部の黒人を解放する『奴隷解放宣言』をしたことで称賛されます。

ただ、これは奴隷の完全な解放ではなく、北部では奴隷の解放は行われませんでした。

リンカーン
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【ジャンゴ 繋がれざる者】

解放奴隷のジャンゴがドイツ系賞金稼ぎのドクター・キング・シュルツと共に、サディスティックでフランスかぶれの農場主カルヴィン・キャンディに奪われた妻のブルームヒルダを救うストーリー。

他の西部劇が奴隷制度を描くことが少ない中、奴隷問題を考えてもらいたいと考えたクエンティン・タランティーノが制作。

しかし、歴史的な正確さよりもジャンル映画としてこだわったことと、タランティーノらしさと言えばそれまでの暴力性や、差別的なセリフの多さから、奴隷の子孫たちからは評判は良くない様子。

それでも奴隷制度に興味がなかった人々に、興味を持たせるとっかかりになる作品であることは評価されていいと思います。

ジャンゴ 繋がれざる者
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【ヤコペッティの残酷大陸】

現在入手困難、視聴困難なため、おすすめランキングとしては低いですが、奴隷制度の黒い部分を描いているという意味では上位な作品。

奴隷たちへの残酷な扱いや、家畜のような扱い等、とても人間として扱っていない異常な状況をドキュメンタリー風に描いています。

ヤコペッティの残酷大陸
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ランキング外

制作中のため、ランキングにした作品です。

【Twelve Years A Slave(トゥエルブ・イヤーズ・ア・スレーブ)】

ソロモン・ノーロップの同名自伝を原作に、ブラッド・ピットがプロデュースするということで話題になっている作品。

奴隷制時代が続くアメリカで、誘拐されて12年もの間、奴隷生活を送った男の姿を描く。

第85回アカデミー賞に最年少でノミネートしたことで話題になったクヮヴェンジャネ・ウォリスも出演しています。

Twelve Years A Slaveトゥエルブ・イヤーズ・ア・スレーブ)】
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